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エネルギーの歴史 ②  

産業革命(かくめい)は大きな分岐点(ぶんきてん)

ではさらに、それ以前の人間の歴史も少しみてみましょう2_火.jpg

(1)さらに昔?でも人間はそんなに昔からエネルギーを使ってきたのですか?

W_No_01.gifそうだね。動物の中で火を使うのは人間だけだ、というのを聞いたことがあるかな?火の発見が、文明の始まりになったといわれているんです。人が、自分で火をおこす方法を知ったのは、およそ45万年前だと考えられています。

これは、あらゆる発見の中でも、特に重要なことで、エネルギーのはじまりだね。この火をあやつれるようになったことで、人間は進化をとげてきたんですよ。

(2)でも、火は簡単に消えちゃうよ

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そうですね。だから、それを消えないようにしたり、もっと使いやすくしたい、と考えて使われたのが「石炭」というエネルギーなんです。人間の歴史の中で、エネルギーの利用の上でもっとも大きな出来事は、石炭や石油といった安価で質の良いエネルギー源(げん)の発見をしたことです。昔はダイヤモンドのように貴重(きちょう)で、大きな利益をあげることから、この黒い固形燃料である石炭を黒ダイヤとよんだ(黒い宝石とも)こともあるんです。

そしてそれらの利用技術を急速に発達させてきたということが人類の発展(はってん)につながったのです。
18世紀の末から19世紀にイギリスで始まった産業革命(かくめい)は、当初水力発電を利用していましたが、1785年にワットが蒸気(じょうき)機関を実用レベルの技術へとおし上げたことで、水力から石炭を燃料とする動力装置に代わります。やがて、蒸気船(じょうきせん)や蒸気(じょうき)機関車、そして蒸気(じょうき)自動車が開発され、人やものを遠くに運ぶことが可能になったのですよ。2_蒸気機関車.jpg

そして、内燃機関が開発され、20世紀初頭に石油からガソリンを精製する技術や、大衆(たいしゅう)のための自動車が開発され、石炭に石油がエネルギー源として注目されるようになりました。人間の文明の爆発的(ばくはつてき)な進歩は、石炭や石油といった化石燃料の発見と、その利用の工夫により支えられてきたのです。
ちなみに、古代の植物が地中に埋もれ長い期間地熱や地圧を受けて変質(石炭化)したことによりできたものだから、石炭や石油の事を化石燃料と言うんですよ。植物の化石ということですね。

(3)燃料がある、というのはすごい事。でもそこに問題はなかったんですか?

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はい、燃料を持っているというのは、とても重要なことなのです。

事実、20世紀には、化石燃料が一部の地域(ちいき)や国にのみ存在(そんざい)することから、エネルギー資源(しげん)をどのように確保するか、ということが国と国の間で大きな問題となり、緊張(きんちょう)を生み出しました。

わたしたちが経験した2度の世界大戦の大きな原因として、この問題がクローズアップされたのです。

(4)そんな・・・。戦争になっちゃうんだ・・・。

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でも、戦争といったマイナス面だけではないのですよ。
日本や世界の歴史を考えると、石炭、石油、ガスなどの化石燃料が安く質のいいエネルギーとして登場してきたことで、社会が急速に発展(はってん)してきたのです。

(5)必要なものだけど、問題もある、ということですね。

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そうなんです。さらに、このエネルギーを使った人間のくらしがさまざまな環境(かんきょう)問題も引き起こしているのは知っているかな?

温暖化(おんだんか)など、気候が変わってきたというのは有名な話ですね。その他にも作物などの耕作地の塩害があったり、土壌(どじょう)が流れ出てしまったり、飲料水の水源がかれてしまったり汚染されたり、海洋の高温化や富栄養化などの問題も起きているのですよ。2_海.jpg

このままでは、一人でも多くの人が豊かになる理想の世界ではなく、足りなくなったさまざまな資源(しげん)を奪(うば)い合うような社会や文明の危機(きき)さえ懸念(けねん)されるのですよ。

(6)燃料には問題がつきものなの?

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燃料といっても、化石燃料だけではないのです。化石燃料ではない、自然エネルギーというものもあります。

この中でも太陽光発電は、太陽があたる場所を確保するだけで利用することができるのです。自然エネルギーの中でも、日本では利用しやすい発電方法として、大いに注目されているのですよ。

2_太陽光住宅.JPG

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