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エネルギーの歴史 ①    solar-kun3.gif

エネルギー消費の今
まずは、太陽エネルギーを考える前に、人間とエネルギー利用の歴史について考えてみよう。2_戦後.jpg
みんなの生活に欠かすことのできないエネルギー。
今のエネルギーの移り変わりを考えることから始めよう。

(1)今って、いつごろの事から考えればいいの?

W_No_01.gif第二次世界大戦が終わった1945(S20)年以降(いこう)の戦後の歴史の中で、1965年は日本の高度成長が始まったといわれる年なんです。
その頃(ころ)からの移り変わりを考えていけばいいでしょう。

(2)1965年は今から50年くらい前。その頃(ころ)はどうだったんだろう?

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1965年度頃(ころ)までは家庭用エネルギー消費の3分の1以上を石炭がしめていたんです。その後、主に使われるエネルギーは灯油に代わり、1973年度には石炭はわずか6%程度になりました。

この時点では、灯油、電力、ガス(都市ガスおよびLPガス)がそれぞれ約3分の1のシェアでしたが、その後の新たな家電製品の普及(ふきゅう)、大型化・多機能化等によって電気のシェアは大幅(おおはば)に増加します。

そして、2009年度の電気のシェアが50.6%に達し現在では、電気が家庭で最も多く使われるエネルギーとなったんです。
2_練炭.jpg2_送電線.jpg

(3)たった50年で、すごくエネルギーのシェアはかわってきたんですね。

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そうです。
高度成長期以降(いこう)、日本の家庭のエネルギー消費量は急激(きゅうげき)にのびてきたんです。1973年には、たった8年で1965年の1.7倍になりました。

しかし、1973年に第四次中東戦争が始まると石油の値段(ねだん)が大幅(おおはば)に上がります。省エネルギーが進められ、エネルギーの消費量が増加するスピードは鈍(にぶ)ります。しかしそれでも、豊かになるばかりのくらしを支えるために結局今日までエネルギーの消費量は増加を続けてきたのです。

結局、その後の2010年までの37年間に、増加するスピードはゆるやかになったとはいえ、1973年の約1.3倍になったのですよ。

2_石油工場.jpg

(4)このエネルギーというのは、何からつくられているんですか?

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はい、これまでずっと日本人のくらしを支えてきたのは、石炭、石油(ガソリン、軽油、灯油)、そしてガスという化石燃料なんです。でもそれらは、日本にはほとんど存在(そんざい)しないのです。ですから、遠く中東から運ぶ続ける必要があったのです。

2010年には、化石燃料への依存度(いぞんど)は81%になり、そのほとんどが海外からの輸入です。日本の自前のエネルギー、つまり自給率は、2010年のデーターでは、4.8%でだいたその半分が自前の化石燃料と廃棄物(はいきぶつ)発電、残りの半分のうちほとんどは水力発電と地熱発電です。

2_水力発電.jpg水力発電所2_地熱発電所.jpg地熱発電所

わずかに太陽光発電や風力もふくまれています。そして、それ以外の15%が原子力発電だったのです。

(5)なんか、とっても大変なことになりそうな気がするんですけど・・・。

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うですね。みなさんの記憶(きおく)にも新しい、2011年の東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)です。
あの地震(じしん)と津波(つなみ)により、福島第一原子力発電は甚大(じんだい)な被害(ひがい)を受け、苛酷(かこく)事故により停止しましたね。
そのことを受けて、その後、いったんは日本国内すべての原子力発電所が停止する事態になったのです。

pict46.jpg福島第一原子力発電所(Photo by cryptome organization)

(6)だったら、どうしたらいいんだろう?

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再生可能エネルギーの増加にはとても長い時間がかかります。ですから、まずは省エネルギーや電気のムダをはぶくことが大切です。
そして今、世の中では、その問題を明らかにする技術の開発が急がれているのですよ。

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